陸奥国八戸総鎮守 法霊山龗神社ブログ

青森県八戸市の総鎮守である法霊山龗神社で行われている日々の社務や神社や神道に関する豆知識、地鎮祭やお宮参り、七五三をはじめとしたお祝い事をブログでご紹介しています。

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サントリー響21年を飲ませてもらった話

法霊山龗神社instagramからの投稿

3月の出張の際の話で申し訳ありません、私としては今まで飲んだお酒で最も高額だった為、いつか投稿しようと思っていました。

出張の際、昔サラリーマン時代にお世話になった社長さん達と何人もお会いしてお食事などさせて頂きました。

2日目の夜にお会いしたのは、多分人生で一番飲みに連れていってもらったであろう、財務系コンサルや企業の諸問題解決のスペシャリストである、渋谷区に会社を構えている社長です。

飲酒量がハンパじゃない方で、私はこの社長に酒を鍛えられたと言っても過言じゃないと思います。

ある時は、北欧のビールを楽しもうと言われ、1軒目で行ったその店でお互いに2リットルくらいのビールを飲み、2軒目では四国の料理を食べに行こうと言われて日本酒4合とウイスキー1本を2人で飲み干し、最後軽く締めでバーに行こうと言われ、ドライマティーニ5杯飲んで解散。

またある年末は、忘年会だと言って仕事納めの12/28の12:00に呼ばれ、一軒目の寿司屋で日本酒4合と米焼酎1本、2軒目のビアホールでウイスキー1本、3軒目の台湾料理屋で紹興酒1本、4軒目の小洒落た六本木の串焼屋で赤ワイン7本、赤坂見附のスペインバルでカクテル3杯、最後また新宿に戻ってバーでドライマティーニ3杯。

解散が日付が変わって2:00でしたので、正味14時間に渡って忘年会しました。

このレベルの忘年会が毎年です。

私など2軒目あたりから足がむくんで革靴がキツくなったり、急激な眠気に襲われたりで、体の訴える危機を誤魔化すべく水がぶ飲みしてトイレ行くを繰り返したり、ウコンの力3本一気飲みしてみたりして耐え凌いでいましたが、社長は顔色一つ変えません。

サラリーマンの性か私個人の能力の無さの問題か、人付き合いと酒の付き合いが上手いというだけで仕事を取っていた私は、断るなどは考えられずにひたすら付き合いを繰り返していました。

っていうくらいの飲みっぷりの方で、数えればキリがないほど様々なエピソードはありますが、もの凄く面倒見てもらった方でしたので、どうしてもお会いしたいと思い、時間を取ってもらいました。

相変わらずの飲みっぷりで、一軒目食事がてら入った店ではビールの他ワインのボトルなど当たり前に頼んでいて、会計も結構な額でしたがご馳走になってしまいました。

そして2軒目、昔からよく連れていってもらった新宿のバー「サントリーラウンジ イーグル」に久々に行こうとなりました。

ハイボールがいいなぁ、好きなウイスキーがお手頃であるし、これでハイボールを頼もう、そう思った時。

「まぁ待ちや、座った段階でもう出てくる酒決まってるから。」

そう言われて出てきたのが写真のお酒です。

サントリー響21年のロック、ダブルだそうです。

一杯6,000円だそうで、最近は社長が来ると黙っててもこの酒が出てくる事になっているらしく、私の分も当たり前のように出てきます。

じっくり味わいながらゆっくり飲んでいましたが、気にせずどんどん飲めと言われ、その間チーズやら一粒1,500円もするイチゴの盛り合わせやら様々出てきたりして、気付いたら20分とかからず飲み干していました。

するとタイミングを合わせて2杯目が。

今度はクラッシュアイスに入れて。

こんな高いお酒飲んだ事ないもので、どのペースでどのように飲めば失礼に当たらないのかわかりませんでした。

しかしながら社長がいいからドンドンいってというもので、なるべくペースを合わせながら飲み干しました。

その後も様々飲んで、会計の時、さすがに多少なりとも出させてもらわないとと思い財布を出すと、

「いいから。もう一軒行くからその時頼むよ。ここは俺が持つから。」

と言われご馳走になってしまいましたが、チラッと見えた伝票には10万円以上の金額が。

もう一軒って、どんな店行く気してるのかと震え上がっていました。

結局3軒目もご馳走になりましたが、毎回お会いする度にご馳走になってばかりで申し訳ないので、次の機会は私の無理ない範囲で、と毎回思っています。