自分は霊的能力者だという方が来て神様の話を30分聞かされた話 その2
昨日の続きです。
低周波帯の存在、この方曰く「タチの悪い小物の霊」の影響で、その意思を神意と勘違いしてしまうのは女性が多い、と話していた事を昨日書きました。
その中で、男性は髪が短いから、という発言があったので、全く意味が分からず気になって聞きました。
「神はね、頭髪が好物なんですよ。いや食べ物って意味じゃなくてね。中には食べちゃう変な神もいるみたいなんだけどね。」
「神以外の霊も、髪に憧れみたいのがあるんでしょうね、ここは良く分からないけど。髪の長い女性を見初めるんですよね。それで取り憑いた上に嫉妬するんですよ、他の男との関係にね。その上好きな人に逆の事する小中学生みたいにイタズラしちゃったりとかね、だからタチが悪いって言うんだけど。」
ホントですか!?って感じで聞いておりました。
「だからなのか、髪が短い男性に取り憑くより、女性の方が多いんですよね。」
初めて聞くような話でどう理解したらいいかわかりませんでしたが、一つだけ、関係あるような無いような話は民俗学関係かなにかの本で見た記憶がありました。
神と髪が同じく「カミ」と読むのは無関係ではない、という説で、そういうのを読んだことがありますよ、と言うと、そうかも知れないけど、そこは聞いた事ないから分からないと。
ただ、祓われそうになっている憑き物が背中から引き剥がされそうになっている時、髪にしがみつこうとしたのは見た事ある、そうです。
憑き物って背中から祓われる、ってのも初めて聞きましたし、髪の事も含めて、無能力な私には分からない事ばかりです。
まぁ以前書きましたが、神職には神職の事情もあって、特異な能力を持つ必要はないわけですが。
ただ、この様に憑かれた場合、中には様々惑わしたり、いたずらしたり、自分の存在を暗に示そうと振る舞う霊もいるらしく、それを自分の能力だと思って、自分は真実を見た知った、神の啓示を受けたなどと思い込んでしまう方もいるのだそうで、それが本当に可哀想でならないのだと嘆いていました。
自分には分からない世界の事ですので、真偽の程は何とも言えません。
他にも色々話しましたが、一つだけ気になる、というか興味深い話がありました。
日本の神の流れ、真実を知るには、天照大神ではダメです。
今回の瀬織津姫もキーポイントみたいに言いますが、それは随分ズレた話になります。
よく言う饒速日も単独の理解では難しくなります。
塩土老翁(しおつちのおじ)を知った方がいいでしょう、記紀では無理なんですけどね、だそうです。
ここは興味深い話だと思っています。
以前からどう理解すべきかわからない神であると思っていたからです。
その割に朝廷の扱いが慎重で、随分腫れ物に触るような感じもあります。
何かわかればいいですが、今の所は全くわからないので書くことがありません。
あとは、神を特別高貴な存在だという認識で見ているうちは本当の理解はできないでしょうね、ほとんど実在した人間ですからね、だそうです。
結局、この能力者の方の真の目的はよく分かりませんでしたが、ちょとした勉強はさせて頂きました。