いわゆる「日ユ同祖論」に関して意見を求められて議論せざるを得なくなってしまった話-最後
何度も引っ張ってすいません、これで最後です。
諏訪大社さんの御頭祭、内容の類似性が非常に高く、偶然同じになった確率は多分宝くじ1等当たるくらい低いのかなと思っています。
いや、次第の全てが合致してるとなると、偶然そうなった確率は天文学的数字かも知れません。
それだけ否定的要素を見出すには苦労する部分も多いかと思います。幾つか反論的な見解を読んだのですが、逆に反論するためにこじつけちゃった感もあったり、どう理解したらいいのかわからないなぁと思っていました。
そんな感じで女性にはお話しました。
但し、だからといって失われた十支族が来たから同じような祭りを行なっている、という事にはなりませんよね?
というのも、鎌倉時代から始まったという御頭祭ですが、ユダヤ人が持ち込んで、旧約聖書に基づいて何かの意図で伝承したのであれば、うる覚えですが時期的には紀元前500〜700年前後に日本に来たという事になり、その頃から何かしらの形で伝承していなければおかしいんじゃないの?と思うからです。
1,500年近く経ってから始まったとなると、その時期に誰かの何かの意図があって始められたと考えられますが、それがユダヤ人だったかとなれば、諏訪大社さんに伝承されるものがない限り分からないという事になります。
この様な方向でこの女性には説明しました。
私「って事で、諏訪大社さんのお祭り自体はユダヤの影響が無いと言うには非常に難しいですけど、じゃあそれを始めたのがユダヤ人だったのかとなれば証明しようが無くないですか?何かで知識のあった日本人の可能性もあるし。」
女性「なんか色々腑に落ちたっていうか、分けて考えた方がいいんだなって思いました。」
私「まさにそうですよね、同祖かどうかと風習の類似点は、必ずしも日ユ同祖論っていう一つの理屈で語れるものとは限らないと感じてますし。分けて考えないといっぱい反論されちゃうもんだから。」
なんか女性も笑顔になってきて良かったです。
私「だから私も何度か言ってるように、否定的ではないし嫌いでもないんですよ。何かの理由でユダヤ文化の影響を受けたものが現存する可能性も十分あるし、その逆もまたあり得るわけで。」
女性「私暇な時にインターネットで日ユ同祖論を見てから凄いハマって、元々神社好きだったんですけど、もしこれが本当だったら世界的に神社の存在価値が上がるような気がして。」
私「そうだったんですか。だったら一つ私からのお願い、っていうか考えてもらいたい事があるんですけどいいですか?」
女性「はい。」
私「凄いこじつけて言いますけどね、旧約聖書の救世主だかなんだかが東から現れる的な記述あるの知ってますでしょ?」
女性「はい、日本人じゃないかって言われてる。」
私「そうそう、その細かな記述覚えてないんですけど、その旧約聖書に記述された条件に合致する存在、今天皇陛下しかいないってのは?」
女性「はい。だから旧約聖書を信じる民族は、日本の女系天皇容認に大反対だって聞きました。女系になった瞬間、旧約聖書の救世主が世界に存在しなくなってしまうから。」
私「それ本当らしいですね。まぁ本当かどうかは私の立場ではいいんですけど、要は、天皇陛下に関係する様々な議論、それを深く情報を読んで真剣に考えて欲しい、ってことなんですよね。」
女性「あぁなるほど。」
私「あなたの動機が日ユ同祖論でも全然いいんですよ。ただテレビを筆頭にメディアでは本当の問題って国民に全く伝わってないでしょ?何で女系を認めずに来たのか。女性差別とかと無理やり結びつけちゃったりとか。」
女性「全く考えたこと無かったです。」
私「みんな普通そうですよ。核心は報道されてないから。ただ厳然たる事実は、今ローマ教皇の上に立つ唯一の存在で、世界の序列最高位の天皇陛下ですけど、女系になった途端序列は一気に下落するのは判ってるし、日本の国自体の評価も中国の下にまで落ちるってのが明確だって海外のメディアはみんな報道してますよね?」
女性「日本人だけが本当の事を知らされてないって事ですね?」
私「そう、だから、日ユ同祖論について神職に直接話するだけのバイタリティがあるんだから、是非その一環でもいいから天皇制の真実も知って伝えて欲しいんですよ。」
女性「そうですね、本当にそう思いました。自分に関わる事ですし、絶対大事ですね。」
って事で、女性との議論も終わりとなりました。
行動できるの事は素晴らしいと思いますので、是非その知識や行動力を日本の為にも役立てて欲しいと願っています。