令和四年4月16日 白山神社 春の例祭
本日、毎年龗神社神職にて御奉仕させて頂く、白山神社さんの春祭りが執り行われ、滞り無く納められました。️
社号:白山神社(しらやまじんじゃ)️
鎮座: 青森県八戸市根城3丁目6-17の奥️
主祭神:白山権現
以前も書きましたが、白山神社さんは新興住宅地として近年開発が進んだ八戸市白山台一帯の氏子神とされますが、本来、白山台は正一位白山宮の氏子であるそうです。
白山宮が無人化して荒廃した折、その分霊を祀る白山神社さんが氏子とされた時期はあるようですが、現在は白山宮さんも復興され、どの様な判断になるのか分かりません。
写真2枚目の権現頭ですが、本日は法霊神楽も伺い、この権現様を歯打ちして欲しいとの事でしたので舞わせて頂きました。
(写真が撮れませんでした)
このように権現様を歯打ちして舞わせる事を「遊ばせる」と言っています。
権現様は、遊ばせないでただ祀ったり、ただ置いてたりすると逆に祟るので、年に一度でも遊ばせるようにするものなんだそうです。
それにより邪気を祓い、御神威の発揚更新をする、というイメージで。
八戸三社大祭で、龗神社行列に多くの権現頭が曳き出され、交代でその全てが必ず歯打ちされるのはそのような理由からです。
一般家庭で権現様を持っている家庭は、三社大祭の折に龗神社に権現頭を預けて行かれ、それを曳き出して全て遊ばせいてお返しするようにしています。
御参列の皆さんから、神楽の権現舞を見て涙が出たと仰って頂きました。
白山さんにも浅からぬ歴史があり、由緒もあり、鎮座地の根城一帯は白山さんの氏子としてお祭りは大変賑わったそうですが、今はひっそりと佇む小さなお社となっています。
今後の維持の励みとなりますので、お近くにお越しの折にはどうぞご参拝くださいますようお願い致します。