沼館鎮座 新川神社春の例祭2
昨日の新川神社について補足です。
享保7(1722)年、この一帯に大洪水があり、橋が流されてしまうなど甚大な被害が発生しており、近隣住民達は日頃から水害に悩まされていたそうです。
そこで、寛延3(1750)年、この馬淵川を鎮める神として、竜神をお祀りしたのが始まりと言われています。
それが現在に至るまでに新川神社となったとの事です。
さて、竜神(龍神)はこの時点で瀬織津姫とは無縁のものであったと考えられます。では一体いつの段階から新川神社の御祭神は瀬織津姫となったのか。
推測は様々な方向からできるのですが、詳しいことはいずれまとめて書かせて頂きたいと思います。
なかなか私の立場では書いて良いかどうか難しい問題もあり、簡単ではない部分もあります。
特に瀬織津姫の存在や特性は、立場的にどう書いていいのか微妙で、神道の観点と民俗学的観点では結論も変わってきますので書きづらい部分です。
なので考えがまとまるまで少しお時間を頂きたいと思います。