【激怒案件】東京ドーム「ふるさと祭り東京」で龗神社及び法霊神楽の尊厳を貶められた話
非常に不快で腹の底から怒りが湧き上がる事だったので東京ドームの担当者にも直接言いましたが、結果として相手にもされなかったみたいなので、経緯を含めこの場で明確に記します。
まず2年前、毎年1月に東京ドームで行われる「ふるさと祭り東京」を、コロナ禍の為2021年はオンラインで行う事になったと神楽から報告がありました。
法霊神楽は第1回から毎年呼ばれてオープニングで歯打ちを披露する等しており、10年以上続いている為オンラインもオープニングで神楽映像を流すという事になったそうで、年末前に撮影に来る事に。
撮影前日に流れを伺うと、龗神社で撮影後蕪嶋神社さんに移動し、蕪嶋さんでも撮影して映像を使用する、となっていました。
何で龗神社の神楽が蕪嶋さんに行って映像撮る必要があるのか?
と神楽の代表者に聞くと、本当に申し訳ありません、と謝罪が。
あぁ本意じゃ無かったのかというのは何となく分かったので、当日東京ドームに伝えた方がいいと思いました。
撮影当日、ドーム担当者などに対し
「法霊神楽は龗神社直属の部門であり誤解が生ずる映像は問題なので、工程が決まっている以上撮影は伺うとしても、蕪嶋さんでの法霊神楽映像は一切使用しない様にしてください。」
カメラマン含め3名程度のドーム側担当者に直接話しました。
返答は
「なるほど、わかりました。」
これで私としては大丈夫と思いましたが、他の神楽士達は不満があったようで、行きたくありません、ここで帰ろうかと話しているんです、などと私に言ってきました。
なので、映像は使用しない様に伝え了承も得たので、付き合いの範囲だと思って後神前に奉納してきてください。
そういって送り出しました。
年明けのふるさと祭り東京オンライン2021、映像では普通に蕪嶋さんでの映像が使用されており、挙句、正式名称「龗神社法霊神楽」の名前は「八戸法霊神楽」と表示されるという事に。
神楽士の一人から連絡があり、ヒドい映像になっていました。
ここまでバカにされるとは。
涙が出ます。
こう言われました。
私も神楽士の皆んなの気持ちを思うと苦しく、情け無い思いを感じていました。
御祭神の立場で考えれば喜ぶはずも無く、何よりこれ程までに御祭神や法霊神楽の尊厳を貶められるとは。
龗神社では映像映えしないからなのか他の意図があるのか知りませんが、いずれにせよ約束は守られる事はありませんでした。
2022年8月、東京ドームの担当が神楽と打ち合わせに来る事に。
前日までその予定さえ知りませんでしたが、偶然その時間神社にいて知り合いと話していた所で担当者が来たので、
まず名前が間違っていた。
そして使わないでくれと伝えた映像が平気で使用されていた。
俺はあなたに直接伝えたが、一体どういうつもりでこんな事をしてくれたのか。
本気で腹が立っている。
この様に言いました。
するとまず名前は、他も同様で自治体の名前を入れて表記している。
なるほどね、自治体名を入れるためには名称を改ざんし龗神社を削っても問題ないというのがドームの判断なのか、と。
そして映像に関しては、私の認識不足ですいません。
なるほどね、明確に伝えたはずの使わないで欲しいという言葉は、東京ドームという会社の中では認識が不足すると使っても良い、という様になるのか。
意味が理解できなかったので、この様になった事の経緯を明確に説明願いたい、それが無い以上東京ドームに神楽を行かせる事は無いので、早急に書面にて提出して頂きたい、そう伝えました。
担当者からは分かりました、という返答。
ドーム側からの説明書面の提出は本日現在までありませんが、今日神楽から提出された予定表には
「ふるさと祭り東京」
の文字が。
なるほど、ドーム側は気にも留めず相手にもしてなかった事がはっきり分かりました。
神楽士代表に連絡し、東京ドームに行く事で起きている弊害や宮司の考え始め、上記経緯を説明して出演を断る様に通達しました。
他で面倒見てる法霊神楽じゃ無い神楽で行くのはいいですか?と言われたので、人も道具も名前も違う他の神楽で行く事に龗神社が口出す事では無いと返答しました。
約束を守らない信用できない相手方と取引をすべきでは無い、そして何より御祭神の尊厳を傷つけられている以上、法霊神楽士は関わるのなら法霊神楽を辞めるべきだが、代表者自身は元々から複数の神楽を抱えている事情もあるので本人のみ他の神楽での参加は良しとする、という事に。
宮司としてはドーム優先で3日以上の予定を組むにも関わらず、春祈祷は1〜2日しか回らないという姿勢に疑問を呈しその部分も原因ですが、私としては上記経緯があり宮司と相談して決定いたしました。
私が間違っているのか分かりませんが、御意見あればコメントをお寄せください。