ドコモ通信障害からの神様の理解方法
夕方からドコモの通信障害で通話も何も出来なくなっています。
私は他キャリアのスマホをもう一台使っているので深刻な状況にはなっていませんが、こういう時、今は生活の上でこんなにも依存しているのかと感じました。
さて、この携帯電話等の電波ですが、社会科見学で龗神社に来る子供達に神様の話をする時に話題にしています。
「神様って何で扉の中にいるのに、すり抜けて人を助ける事ができるの?」小学生だと大概こんな感じの話になります。
「それを不思議だなぁって思う?」と聞けば「思います!」まぁそうなりますよね。
「じゃあ聞くけどさ、家の中にいて窓もドアも全部閉めてるのにスマホの電波入ってくるのは不思議じゃないの?」
以前の投稿でもこの様に聞いてることを書きましたが、こういうのがわかりやすいかなと。
磁力も重力又は引力も同じように説明には使えますが、子供達にはスマホ電波の方が身近で説明しやすいです。
この様な話をすると子供達は素直で「あぁ、そっかー!」って感じで反応してくれます。
一方本気で驚いた反応を示すのは、引率の先生や保護者の方ですね。
「神様ってそういうものですか?」と聞いてきた保護者の方がおられました。
「いやいや、そういうものかどうか分かりませんけど、実態を見る事が出来ないから存在しない、って理屈になれば、現代の我々の生活は多くが破綻するじゃないですか?要は見えないから居ないって事にはならないよ、っていうものの例えです。」というと、なるほど、と。
この先科学技術が発展を続けた時、神様や霊的存在などはどの様になっていくのかな?と頻繁に考えるのですが、粒子の波でした、って可能性もあったりして。
また、今はわからない史実も、放射性炭素年代測定以外の有効な方法が発明されたなら判明しだすかもしれませんよね。
記紀の神々の真実も同じです。
そうなった時に神社がどの立ち位置で、どの様な価値を見出せるのか不安に思った時期もありましたが、民俗学を中心に様々知る事で、今は自分なりの方向性がある程度定まってきました。
今後も学びの時間をできる限りとっていきたいなと思っています。