話に夢中でお祓い料受け取り忘れました
年度始めとなる本日は、卯月一日の月次祭が滞りなく納められました。
毎月月次祭では、写真のようにお酒を奉納していかれる方が多くいらっしゃいます。
この様に賽銭箱に納められたお酒は、都度本殿祭壇に運び入れてお供えしていますが、もし社殿内で御祈祷などが行われていないタイミングであれば社殿内に入って祭壇に御奉納頂けますので、どうぞ賽銭箱真後ろの扉からお入りください。
今日は午前午後とも時間帯によっては御祈祷があって入る事ができなかった方もいらっしゃると思いますが、空いている時は自由にお入りください。
そこで午後最後の御祈祷で起きた出来事。
若い男性の厄年祓いで、同じ中学校出身という事がわかり、本日最後という事もあって終了後様々話などしておりました。
いささか盛り上がりましたが、あまり長引くと迷惑だろうと思って良いタイミングで切り上げて、お帰りになられました。
社殿の片付けをして社殿より退下し、装束を解いて、明日の神饌を買いに行くための準備をしていた時の事。
着替えの最中に宮司がやってきて、
「ほらっ、これ。」
と、熨斗袋を渡されました。
えっ!もしかして臨時ボーナスですか!?
かなり働いたからかな?
そんな事を思いながら受け取って、表書きを見ると
「御玉串料 〇〇 〇〇」
先程話し込んだ、厄年祓いの男性の名前が書かれた熨斗袋でした。
「御玉串料お渡ししておりませんでしたって言って、さっき戻ってきてこれ納めていったぞ。」
宮司にそう言われて気付きました。
話に夢中になって、玉串料をお預かりするのを忘れていました。
これ、私は初めての事じゃなくて、過去に何度もやらかしてるのですが、今日もやってしまいました。
受付の時にお預かりして祭壇にお供えするのが本来なのですが、連続して御祈祷が続く時などに預り忘れる事があります。
で、そのまま終わって、今度は話に夢中になってまた忘れる、その後気付いた祈願主さんがわざわざ戻ってきて納めていく。
迷惑かけて本当に申し訳ないと思います。
これからは気を付けていきたいです。
そしてボーナスじゃなくて大変残念にも思っております。