仕事を放棄して蕪嶋神社へ
今日は仏滅で御祈祷が無く、午前は明日の地鎮祭の神饌調達や書類仕事を片付け、お昼過ぎに娘を試験会場まで送迎。
今日娘は英検3級の2次試験で、会場が八戸学院光星高校という高校野球が強い学校でして、結構遠いので送迎する事に。
思ってたより試験は早く終わってしまい、暑くて仕事に戻りたくなかった私は、試験会場からそんなに遠くないからという理由で蕪嶋神社さんに寄って行くことにしました。
新しくできたという観光施設「かぶーにゃ」も見てみたいというのもあり、いい機会だろうと。
蕪嶋神社さんに来るのはもう2年ぶりくらいで、新社殿竣工の折に、滅多にない経験だから遷座祭に助勤神職としておいで、と宮司さんに誘っていただき、御奉仕させて頂いて以来だと思います。
社殿のある島の上まで登って神符受所を見ると、中に権禰宜さんの姿があったのでご挨拶。
そしたら、中に入って行きなよ、と言われたので、涼みながら久々の見学がてらお邪魔しました。
宮司さんは出張中だったようです。
するともう一人の権禰宜さんのがいらして
「せっかくご家族でいらしたんだから玉串やっていってください。」
という流れで急遽正式参拝というご配慮を頂きました。
修祓を受けて玉串を奉りて拝礼し、社殿の解説や見学もさせて頂きました。
そんなつもりで来た訳じゃなかった為、私の格好はTシャツハーパンです。
挙句、運転用のメガネを車内に置きっぱなしは熱くなってマズいだろと思ってかけたまま行ったのですが、このメガネ、紫外線を受けるとうっすら色が付く偏光レンズのため、Tシャツハーパンサングラス、みたいな格好で神職ともあろう者が正式な参拝を受けてしまいました。
神職が正式な参拝の折にこの格好はないだろ、と自分で思いながら、帰り際神符受所で権禰宜さんに対して、
「いやぁすいません、Tシャツハーパンで参拝しちゃって…」
と言ったところ
「いえいえ全然!」
と仰ってくださいました。
が、しかし、その手前に座っていた巫女さんが思いっきり笑っていた事に私は気付いていました。
情けないです。
若干の憂いを覚えながら帰路につき、かぶーにゃでミネラルウォータを買って神社に戻ってきました。
今度からは気をつけたいと思います。