陸奥国八戸総鎮守 法霊山龗神社ブログ

青森県八戸市の総鎮守である法霊山龗神社で行われている日々の社務や神社や神道に関する豆知識、地鎮祭やお宮参り、七五三をはじめとしたお祝い事をブログでご紹介しています。

八戸三社大祭

八戸三社大祭の代替イベントで山車運行するのは可能かどうか?とVISITはちのへからヒアリングを受けた話

法霊山龗神社instagramからの投稿

先日来何かと三社大祭関係者周辺が騒がしいようです。

私は会議の席で、縮小しても代替イベントは行わない、その代わり非常時でも斎行可能な最大限の方法を模索した上でテストケースとしての実施を目指す、と発言しました。

どうやら意味が良く伝わっていなかったみたいです。

近年三社大祭の渡御行列は、神社御祭神に伝統芸能と山車が供奉して御霊和めとし、御神威の更なる発揚を願うもの、としてきたと思っています。

これが三社大祭の名の下に神社が単独で行列する、逆に山車が単独で行列するとなれば、ずっと続いてきた形式を一度終わらせてしまう既成事実を残す事になり、じゃあ御霊和めだとか神様に喜んでもらうってのはただの飾りの言葉か、ってなりますよね。

という事で、先日VISITの理事長さん自ら来社され、山車の運行は可能ですか?と聞かれた際に、三社大祭とは全く無関係な山車振興会さんの私的なイベントです、って事ならいいんじゃないですか?と答えました。

すると、伝統芸能さんにも行列出てもらいたい意向だそうですが、それは大丈夫なんですか?と聞かれました。

いやいや、例えば法霊神楽にしてもそうだけど、その身に神の御分霊を戴く神祭りそのものですよ?
何で山車が神を引き連れて行列するって発想になるんですか?
それ許したってなれば我々は愚か者の極みですよ?

私の回答としてはこう言わざるを得ません。

理事長さんはこの事を理解していた上で来られたみたいでした。
そこで、神を降ろした依代と宮司さん達も一緒に行列する形は取れないか?と。

色々思う所はありますが、何より山車の為に神社が行列の祭式を崩すってのは本末転倒です。

なので絶対にあり得ないとお断りしました。

でもこの流れで改めて思いました。
三社大祭の問題は根深いな、と。

そして拍車を掛けるように、本日匿名の連絡が2度ありました。
詳しくは個人のプライバシーもあり明かせませんが、FAXでの連絡でした。

若手や長老の中には忸怩たる思いで見てるものが多く、こっそり話す事もありますが、独断的な組織構造に意見も言えず、情けない限りです。

龗神社さんが発信するように、国の在り方や日本人の心や民族の伝統などを伝え守る事を大切にするには、振興会は必ず障害となります。
神社さんは既に障害と感じられているかも知れません。

もし神社さんが今の山車組は神事に適さないので全てお供させないとなったら、私達には新たな山車組を組織してお供したい気持ちがあります。

新たな山車組は、神事をきちんと学びます。

精神的な部分をしっかり考えて、まともな活動を常に意識します。

この考えを言えば追放される恐れがありますので、表立って賛同する者は多くありません。

しかし、心の奥底では同じ考えを持っている人間が多くいるのは確認済みです。

現在の台数までは難しいものの、複数台出せるほどの賛同者はいます。

どうか一度御検討くださいます様お願い申し上げます。
—–

ちょっと省きましたが、こんな内容でした。

以前の投稿でも書きましたが、振興会内部で様々あるって噂は聞いていました。

でも今回の事で、思ってるより結構根深いんじゃない?って思ったのですがどうなんでしょう?

過激な投書でしたが、今のままでは近いうち振興会自ら崩壊の道を辿りそうだと思いました。

連絡先が分からず直接返答できないのでここに書きますが、山車の事情は、神事に直接的な部分以外神社が口出す事は難しいと思います。

例えば龗神社の山車組に、神事の精神性に鑑みて適さない山車組は供奉しないでくれ、って事が無いとは言えませんが、振興会となれば事情が変わります。

振興会という枠組で考えていると思いますが、三社大祭は3つの神社があり、山車によってお供する神様が違います。

私は神様の存在を感じた事も、その御神威に触れたと自覚する経験も、逆にその恐ろしさを体験せざるを得なかった事もあります。

だから他のお宮さんの事に間接的にでも口出す事は恐ろしくてできません。

気持ちは大変筋が通っていて素晴らしく有り難いと感じますが、今時点ではこの回答が限界です。

ただ、モラルの問題は考えるべきと思います。

最も問題なのは、我々神社がその部分徹底出来なかった事です。

但し、振興会としても取り組んで、ただのイベント屋に成り下がらない様にあって欲しいので、会長と会った時に話します。

どうかその辺でご理解下さい。