陸奥国八戸総鎮守 法霊山龗神社ブログ

青森県八戸市の総鎮守である法霊山龗神社で行われている日々の社務や神社や神道に関する豆知識、地鎮祭やお宮参り、七五三をはじめとしたお祝い事をブログでご紹介しています。

豆知識

いわゆる「日ユ同祖論」に関して意見を求められて議論せざるを得なくなってしまった話-その3

昨日の、塩のお清めに関する共通項部分以降の続きの話です。

この後、いくつかの点に関して女性と話しました。

細々書くとキリがないので概要だけ言うと、外から見れば幾らでも似てる部分はあるとは言え、神道の立場から見れば難しい部分がある、という点についてです。

言えば失礼ですが、思いつきの様な日ユ同祖論の部分は、神道の祭祀に関するしきたりや思考性などは意外と気にせずに主張されるのか、神道や神社建築の表面部分とユダヤの風習を比べたりしてるものが結構あるなという印象です。

挙句、修験などの風習と混同して主張されたりもしますが、言うまでもなく日本の修験は旧約聖書に基くユダヤの同祖論を論ずるには新しすぎるため、共通項があってもそれは文化交流後に流入した文化の影響と言えてしまうのではないかと思います。

そもそも当時の日本では仏教自体が外来宗教であったわけで、どの様な影響を受けて日本に伝来しても不思議ではないのです。

とまぁ、各トピックに対して上記を交えて話したわけですが、女性は意気消沈って感じで、自分が原因を作っておきながら少し可哀想になってきました。

なので、どうせ無責任な感想話だし、少しくらい楽しんで帰ってもらおうかなと思って、今度は逆に説明が難しい話をする事にしました。

私「まぁ今までは神道の側面から、こじつけ話みたいなものを反論してきた訳ですけど、逆に反論できないような事もあるんでね、だから全部間違いとは思ってないですよ。」

女性「私も多分いくつかは知ってると思います。」

私「有名どころからいくと、祇園祭とかですよね。」

女性「…それは大丈夫ですか?」

私「ん?大丈夫っていうと?」

女性「反論とか…」

ここまで落ち込んでるとは。
さすがに罪悪感が…
ちょっと元気になってもらおうかと。

私「祇園祭は関係者が自らユダヤとの関係を主張してるんだし、反論するよりはのっかって話聞いた方が楽しいでしょ。別に研究者じゃないんだし責任ないんだから。」

女性「…じゃあ祇園祭はアリですか?」

私「まず日程の中で重要視される7月17日ですけど、関係者の話だとこの日はノアの方舟から降り立った日で、人類の再出発の日って事とされてるんですよね?」

女性「やっぱり詳しいですね。」

私「あとは他にもペルシャ絨毯的なものが使われてたりとか、疫病退散を目的としているのがシオン祭りと同じで時期も同じとかね。」

女性「そうっ、それは凄い不思議で関係性が見える部分ですよね!同じ日に同じ願いをするお祭りですよ!?」

私「ゴメン、だけどね、元々祇園祭の八坂神社は秦氏の影響下でしょ?渡来人の秦氏がもたらしたものは当然シルクロードからの影響はあるわけで、ユダヤに関係なく、オリエント方面の影響があっても不思議じゃないと思うんだけど。だから中東圏の文化的装飾があったとしても、資金源がその方面からであれば普通にあり得るしなぁ。」


やっちゃった…

私「いやでも、日程の部分は面白いですよね、関係者も大洪水が終わって人類が地上に再度降り立った日だって自分達で言うわけですし。」

女性「そうでしょ!同じ日に疫病退散を願うお祭りをするって、偶然だけじゃ説明できないですよ!」

私「う〜ん、でもね、疫病退散って部分は、古代からのお祭りって、世界的に見ても大体それが多いからなぁ。まぁぶっちゃけ日程も、衛生環境に難があった古代で、高温多湿の時期ってのが気になったりするし。関係あるか分からないけど。」

いやだからそういう事言うなって…
私は自分を責めました。
何でこう大人気ない言動ばかりしちゃうんだろ。
単純に私、嫌な奴です。

女性「やっぱそうなっちゃうんですよね…」

もうしょうがないので、最後、諏訪大社の御頭祭に関して話して終わらせようかな、という事にしました。

という事で、続きは次回。
もしかしたら少し時間を置いての投稿になるかも知れません。

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