八戸産スパークリングワインをうぉんさいで勧められて飲んでみた件
先日ちょっと私用もあり、何度も投稿している神社すぐ近くの「うぉんさい」さんに、娘と2人で少しだけ顔を出した時の事。
@wonsai.hachinohe
これ飲んでみてよ!と勧めて頂き、飲み過ぎる事を危惧した娘の静止を振り切って頂いたのが、写真のスパークリングワインです。
その名も「板前ブリュット」。
醸造元は、八戸産ワインなどを積極的に醸造されている「澤内醸造」さんです。
@sawauchi.jozo
うぉんさいさんに、感想を聞かせてほしい、と言われたので飲んでみました。
とは言うものの、感想言うほど優れた味覚があるわけでは無いうえに、実は普段ワインを避けてきた事情があり、大丈夫かなと思いながらでしたが。
以前、とある都内のフレンチに行った際、前菜とオススメのワインという事で出てきた白ワインを飲んだ時。
スモークサーモンとホタテの前菜だった様な記憶があるのですが、それで白ワインを飲んだら恐ろしい程に生臭さが際立って吐き気を催し、それ以来出来る限りワインを避けて生きてきました。
これが分からなきゃフレンチの味がわからないと言われるなら、一生食べなくてもいいやと思うほどキツかったと思います。
ただ魚介系じゃなきゃ大丈夫だったのと、別にワイン自体が不味いわけではないので、全く飲まないというわけではありません。
そして隣の娘の前には、私も娘も大ファンの、サシの甘味際立つ八戸鞠姫牛のローストビーフもありましたので、それを頂きながらだったらいけるだろうと。
@ichikawa.farm
そこでグラスに注いでローストビーフを、と思ったら、娘が全て平らげておりました。
彩りの葉っぱ残ってるよ、葉っぱあげるから食べていいよ、と。
残っているのはサワラの刺身。これで飲んで大丈夫かと思いながら思い切って飲んでみました。
どういう理屈なのでしょうか。
全く生臭さはありません。
味を邪魔することもありません。
醤油とワインの組み合わせで、やたら金属的な味を感じた事が何度もありましたが、それさえも全く感じませんでした。
非常に端的に言えば「ドライ」な感じ。ブドウの味が遠くから来る感じ、ってどう表現すればいいかわかりませんが。
発酵の風味などワインの個性を主張するのが外側だとしたら、外側ではなくてその内側の核になる部分の方が柔らかく緩やかに主張する感じ。
自分でも何言ってるかわかりませんが、表現する言葉を持っておりません。
意外に感じて、魚料理を頂きながら1本飲み干してしまいました。
色々御託を並べましたが、要は美味しかったです、という事なんです。
こんなワインもあるんだなぁと、今度からビールとハイボールばかりじゃなくて、様々試してみるのもいいかもなぁ、と思いました。
飲みやすいサイズですし、見かけたら是非お試しください。