陸奥国八戸総鎮守 法霊山龗神社ブログ

青森県八戸市の総鎮守である法霊山龗神社で行われている日々の社務や神社や神道に関する豆知識、地鎮祭やお宮参り、七五三をはじめとしたお祝い事をブログでご紹介しています。

社務日誌

法霊山龗神社instagramからの投稿

本日午後は「八戸三社大祭運営委員会」の役員会がありました。会場はJR八戸駅直結の観光施設「ユートリー」です。エントランスにはミニ山車や三社大祭の紹介ブースがあります。今回の議題は本年度大祭の開催に関して。難しいのは方針を決定発表するタイミングなのですが、山車組の制作期間を考慮すると、遅くとも4月中旬には決定していないと間に合わないらしいのですが、予測が難しい8月の感染状況を考えると、方針を決定するには時期尚早という部分もあります。神社として難しいのは、例え神社で実施の意向を持ったとしても、やはり神社本庁の通達を熟慮した上で判断するべきであるという部分。以前も書きましたが、去年の通達では、例祭は人数制限などの措置を取った上で必ず斎行すべき事とした上で、直会や附帯行事は延期又は中止する様にとの事でした。今回の会議は90分以上に及びましたが、要は️山車制作のタイミングを考慮して決定するべきか️神事としての精神性を優先するかという部分が大きかったように見えました。また、神社が行列を断念した場合に於いて、山車だけは別で独自の祭りを開催するのは神社としてどうなのか、というのも問われました。もしそうなった場合、御霊和めとしてと御祭神に奉仕する為の、人々の想いを紡いで制作される山車、という100年以上に渡り続いてきた伝統も、私自身が生きるこの時代の今年で途切れてしまうんだなぁと思うと、コロナの影響って凄まじいものだなと改めて思い知らされました。でも長い歴史があるから尊いという訳ではないので、来年からまた新たな1年目を始めるのもいいのかも知れないと思いつつ、また100年以上掛かって今と同じになるのかと思うと多少切ない部分もあります。まぁこの様な前例を作ればあとは雪崩式に様々崩れていくのが世の常ですし、実際三社大祭はその傾向が顕著ですから、来年の1年目が果たしてどうなるかも保障されていない恐ろしさもありますが…但しまだ何も決まっていませんので、あくまでも一つの案としてという事です。会議を伺っている限り、️はちのへ山車振興会としては神事の精神性を重視したい考え️八戸市観光課としては本質の追求こそが最終的には観光効果に好影響である️経済的な部分も考慮すべき️時代に合わせた新たな祭の形式を模索すべきなどの意見がありました。私自身の考えはまたいつか改めて書きたいと思いますが、今段階では何かを発表できる材料を持ち合わせておりませんので、進展があった時にでも書かせて頂きたいと思います。#神社 #龗神社 #法霊山 #法霊山龗神社 #八戸三社大祭 #三社大祭 #八戸三社大祭龗神社発祥三百年 #三社大祭龗神社発祥三百年 #八戸三社大祭2021 #三社大祭2021 #コロナの影響 #コロナウイルスが早く終息しますように #祭り #伝統の祭り #伝統を重んじる #はちのへ山車振興会
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