陸奥国八戸総鎮守 法霊山龗神社ブログ

青森県八戸市の総鎮守である法霊山龗神社で行われている日々の社務や神社や神道に関する豆知識、地鎮祭やお宮参り、七五三をはじめとしたお祝い事をブログでご紹介しています。

社務日誌

河内屋さんの春祈祷

本日は午前中いっぱいかけて、龗神社筆頭総代、河内屋さんの一族及び全会社の春祈祷が執り行われました。

河内屋さんの原点とも言える造り酒屋「八戸酒類株式会社」の本社神棚前にて総合的な神事、その後各社各家を移動しながら祓っていく形で行っています。

法霊山龗神社instagramからの投稿

会社関係は宮司が専務と車で移動しながら祓って歩く担当、私は河内屋本家はじめ周辺の不動産物件や各分家などを足で歩いて祓う担当。

会社関係は市内及び近隣町村にあちこちあるので、移動距離は宮司の方が多いものの、歩く距離が短くて済みます。

私の方は本家を中心に徒歩圏内に集中してあるとは言え、相当な距離を歩き回りますので運動不足の身には結構堪えます。

ちなみに八戸酒類本社のあたりでは「ほこるや」が入っていた建物も祓ったりして歩きます。

せめてもの救いは今日涼しかった事。

歩いてる間河内屋さんと色々な話をするのですが、私としてはこれもまた楽しくて好きな時間だったりするので、体力は別として気持ち面では充実しています。

以前役割が逆で私が専務と車移動していた頃は、移動の車内で専務と様々話をしていましたが、これも楽しかったのに歩きたくない宮司にその役を奪われてしまったのでしょうがありません。

無事終了して河内屋さんの自宅で少しお茶しながら話に花を咲かせ、神社に送ってもらって帰ってきたところで驚きの出来事が。

朝八戸酒類に行く時、宮司と2人で一台の車で向かいます。本社は中心商店街なので歩いても10分とかからず行ける距離ですが、祭具装束もあるので車移動です。

そして本家を回る私は最後河内屋さんの車で神社まで送ってもらって帰りますので、会社を回る宮司が最後八戸酒類から車に乗って帰ってくる事になっています。

しかし神社に戻ると、宮司と専務がその場にいて車が無いという…

車移動で快適だった宮司は、どうやらそのまま気分良く専務に神社まで送り届けてもらったようで、車を放置して帰ってきちゃいました。

なのでそのまま私が専務の車に乗って八戸酒類本社まで送ってもらい、車を引き取って神社まで戻ってきました。

自分の車をほったらかして帰ってくるほど相当快適で気分良かったんでしょう。

別に遠いわけでもないので取りに行くのはいいんですけどね、持ち帰る荷物の配分とかあるんで最初に言ってくれれば助かるんですよね…