アメリカ合衆国ウエストバージニア州から人生初のお祓いに来た方が語ってくれた話
本日午前に、悪い事が続くといって予約されてお祓いに来た方の話。
日本人の女性ですが、国際結婚をして現在アメリカ合衆国に住んでいるのですが、コロナ関連規制もやっと行き来がスムーズにできる位になって里帰り帰国中だそうです。
もう向こうには35年以上暮らしているそうで、日本語の発音もなんとなくアメリカ訛りを感じました。
御祈願終了後、少し話させて頂きましたが、その際に、思ってたのとは違うんだなぁと感じる様な話が。
最初に質問を受けたのが「日本国旗が欲しいのですがどこに行けば買えますか?」という話。
神社庁でも買えますが、帰国までに間に合うかわかりませんので、ここから歩いて行ける範囲であれば神祭具店が2件あるので行ってみてはどうですか?
とお伝えしました。
「アメリカじゃどこの州に行っても国旗が掲げられている光景が普通です。日本じゃ全然見ないですけど、向こうで暮らしてるとその辺りの事情がよく見えてきます。」
祝日には国旗を掲げましょう、神職には馴染み深い言葉ですが、一般家庭では確かになかなか見ないですね。
「日本じゃ、私は無宗教です、って平気な顔して言うじゃないですか?これ欧米ではどういう意味で理解されるか知ってますか?」
と聞かれたので、
「確か、私は道徳心を学ばない愚か者です、っていう意味だと聞きましたけど。」
と答えました。
「そうです。ただ最近宗教の立場も少し変わってきた部分もあります。例えば今アメリカ国内では、クリスマスの日にメリークリスマス、っていうのはタブーです。」
え?
どういう事ですか?
と聞くと、
「他宗教の方も多いので、そういう方々に配慮するという事で、今ではハッピーホリデーと挨拶するのがスタンダードです。メリークリスマスという場合は、相手の宗教が明確な時だけです。」
なるほどなぁ、って事は日本国内は他宗教に配慮せずメリークリスマスを平気で連呼しているにも関わらず問題にならないのは、宗教観が薄れているからなのかな?
「私お祓い受けるの今日生まれて初めてだったんです。日本を離れるまで、意味を感じた事も興味も無かったので。」
若いうちはそういう方多いんじゃないですか?
まだ宗教が果たしている役割や本義を理解できる程の知識も経験も無いでしょうし。
ある程度の年齢になるとさすがに大丈夫?ってなるでしょうけど。
とお話しすると、
「それは日本の教育環境の負の遺産です。操作され与えられた情報を間に受けて、圧力を受けて。」
確かにそれはあるでしょう。
海外ニュースをインターネットで見ると、国内ニュースと違う報道のされ方をしているのを嫌でも目の当たりにせざるを得ないですからね、
と言うと、
「どうして日本人は、自分達が与えられてる情報が操作されてる事を認識しないんでしょう?日本のメディアで流れてるアメリカの情報、住んでる立場からしたら嘘ばかりですよ。トランプさんの事もそうですけど。」
それは私も聞いていました。
神職講習でも、歴史観や国民性の現実とメディア報道の齟齬に関する問題を学んだ記憶があります。
「私ね、アメリカ行くまで天皇って無くたって日本は日本だし、別にいいんじゃない?って正直思ってました。アメリカで暮らして教師として働いて、色々な国の子供達を教えていくうちに、天皇陛下の意義や重要性を知りました。」
「アメリカじゃ、平気でウソつくんですよ、悪いとも思わないで。日本人はウソに罪の意識があるじゃないですか。礼節も優れている。それを支える精神の中心に天皇陛下がいる。そんな事も考えず欧米のモノマネを目指す日本人を世界は相手にする必要がない。だってそうでしょ?同じなら自国民で十分なんだから。」
この話も、私は昔お世話になった方から伺った事がありました。
そしてそういう方向に導くために外からの圧力が実際存在する事も、具体例を含め教えてもらいました。
「挙句、日本の技術は海外に流出してる。欧米じゃ考えられない。政府が自国技術を保護する事をしない、またはできないからです。喰い物にされちゃって。」
「今日の御祈祷を経験して思いました。神社も精神文化も技術も、これら全てがヘリテージなのに。日本は自分達でどんどん失ったら元に戻せないものを破壊しているって。」
事実そうでしょう。
そしてそれを我々は正しく知らない。
意味も解せず、左寄りの発言がカッコイイとされる場合もあります。
社会主義最大の成功例が日本と世界中に馬鹿にされながら。
実際他にもたくさんの話を聞かせて頂きました。
書ける機会があれば書きたいです。