戦争の事は書かないんですか?と聞かれてしまったので本日書く事にしましたという件

法霊山龗神社instagramからの投稿

今日コンビニで偶然会った知り合いに

「今までの感じからして今の戦争の事絶対投稿すると思ってたけど、書かないっすね。」

「いやだって難しいじゃん、偏るし、憲法的な話でちゃったりすると賛否あるし。」

「別に良くないっすか?個人の意見だし気にしなくても。」

この様なありがたい?挑発を頂いたので、何の意味があるか分からないものの、個人的な感想を少し。

一番は、ウクライナの子供達が恐怖に泣き叫ぶ姿が見ていてキツいです。

同じ子を持つ親として、親御さんはどんな気持ちだろうかと思うとやるせない思いです。

武器も持たず、戦う意志も持たず、何が起きているか理解もしていない子供達を恐怖に晒さないでほしい。

ロシア兵の人々にも子供や孫はいるでしょう。
子供が恐怖に泣き叫ぶ姿は届いていないでしょうか。

家族や友人などを奪われた人々の思いを理解する想像力はありませんか?

ここで書いても意味ないでしょうが、どうか同じ人類として、人同士尊ぶ気持ちに立ってほしいと願います。

二番目に、アメリカは恐ろしいと思い知らされました。

今回のロシア問題でアメリカは、ロシアの友好国だったはずの中国が何ら影響力を持たない事を露呈させた上で無力化、欧州各国のウクライナ支援を間接的に推進、同盟国が早急に制裁発動をせざるを得ない動きを示し、挙句SWIFTから排除という驚く様な制裁までをも陰で暗躍。

これにより東アジアでは大陸は身動きが取りづらい状況、一部状況を見定められない半島北部が暴れるも端にも棒にもかからず。

そしてEUあたりの国々もアメリカの影響下での動きとはなっているものの、当国のアメリカは一切手を汚すことなくこれら全てが進行。

強いて言うならイギリスも虎視眈々とアメリカの流れに随行。

結局ロシアもアメリカのシナリオでは国力を削がれるのみ、ここぞとばかりに米国にしてやられた大陸は世界の覇権争いに台頭も出来ず脱落。

非常に恐ろしいと感じました。

三番目に、日本の今後について。もしロシアが暗に示す様に核が使用される兆候となれば、いよいよ第三次世界大戦は避けられないかも知れません。

ここに至ってしまえば日本が無関係は無理というのは皆んな理解しているところです。

さて、それでは憲法9条はこのような時に平和を推進できるか?という部分です。
自衛隊が合憲違憲は別として。

端的にいえば、ロシアに対して、日本は交戦権を放棄する平和憲法があるので戦闘は行いません、と言えば攻撃されなくて済むのかどうか、という部分。

同じく大陸と半島に対しても。

本当にそうだったらいいなと心から思いますが、どうなるでしょうか。

平和を訴え平和を願うことは重要と思いますが、話の通じる相手かどうか、という観点は忘れちゃマズいと思うんですよね。

戦争って相手あっての事ですし、自分だけ訴えてもダメなんじゃないかなと思うんですよね、違うのかどうかわかりませんが。

貫けばいつかはと言われればそうかもですが、そこに至るまで多くの犠牲は覚悟する必要があるでしょう。

しかも何より、戦争は超デカいビジネスって事も理解してないとダメなのではないかと思います。

日本の戦後復興だって、朝鮮戦争の特需の影響は大きかった事実もありますので、不謹慎ながら世界には戦争を歓迎する一部の利権が存在しているって事は理解しておかないと正しく見えてこない気がします。

四番目ですが、誰もがそうかとは思いますが、私も当然戦争はやめてほしい、起きてほしくない、心の底からそう思っています。

個人としては、自分の子供、家族、友人知人が瞬く間に命を奪われる、という事態にならないで欲しいです。

だからこそ、敵国あっての日本の防衛、という観点から真剣に考えた方が良いのだろうと思っています。

最後に、非常に身勝手で私的な話ですが、ウクライナ隣のポーランドには被害が一切出ない事を祈ります。

在日ポーランド商工会議所の会頭をしている、ピーターさんという友人がいます。

最近永らくご無沙汰していますが、私がまだ都内で仕事をしていた頃からの20年以上になる大切な友人です。

愛知県で開催された愛地球博の折にはポーランドブースを案内して頂いたり、彼が渋谷でやっていたショパンをコンセプトにしたバーに遊びに行ったり、一般の人は中々入れない在日ポーランド商工会議所の大使が来るようなレセプションに、何の用も無い私を食事しに来ると思っておいでと御招待頂いたり。

多分今現在日本にいると思っていますが、先程電話したら出なかったのと、もし何かの要件で帰国しているタイミングで有事となったら、と心配です。

心配を重ねて生活するのはコロナでお腹いっぱいです。

子供達と過ごす、小さくささやかながらも、何事にも代え難い家族の幸せをウクライナの一般市民から奪わないでほしい、心からそう思っています。