河内屋さんの立春朝搾りのお祓いしに行って早速飲んでみましたというご報告

本日は青森県三戸郡五戸町にある、八戸酒類株式会社五戸工場に伺い、毎年立春の日に発売となる「如空純米生原酒 立春朝搾り」の祈願祭を御奉仕致しました。

@jyokuu

法霊山龗神社instagramからの投稿

昨年も立春の日に投稿してご紹介しましたが、八戸酒類は旧老舗商家「河内屋」が江戸時代から代々営んでいる造り酒屋です。
また河内屋の当主は、近年代々に渡って龗神社の筆頭総代を務められています。

立春朝搾りは、日本名門酒会に加盟する全国43の酒蔵で立春の朝に搾られた酒が当日から販売されるもので、河内屋さんでは五戸工場の「如空」ブランドで発売されます。

朝8:30からの祭典でしたので、祭壇設営の時間と通勤ラッシュの渋滞とを加味して7:00くらいに神社を出発しました。

例年通りNHKさん、RABさん(日テレ系列)、ATVさん(TBS系列)のテレビ取材が入っていましたが、去年もお会いした取材班の方やいつも三社大祭やら何やらの取材でよくお会いする方などいらしたので、雑談などしながら楽しんでいました。

さて、そこで奉献されたお酒を貰って来ましたので、宮司と一緒に先程頂きました。
私はじっくり味わいながら飲みましたが、宮司は17度の酒を水でも飲むかの様にゴクゴクと…

さすが毎日大量に飲酒して鍛えてるだけの事はあります。
頼もしい限りです。

今年の立春朝搾りは、昨年よりも酸味が抑えられているような気がします。
その分甘味の主張が凄いです。これでアルコール度数が低ければ個人的な好みとしては甘すぎると感じる気がしますが、アルコールの強さと甘味がバランスを保つ事で、酒の方向性が決まっていると感じます。

舌触りは滑らかです。
一般的には飲みやすいと思います。

吟醸香は香り高く素晴らしい果実香が漂いますが、香りが強すぎるという事はなく、またほのかに麹の持つ風味もします。
また、生原酒ですのでやはり濃厚な感じは受けるのですが、元々の水の性格を感じる事ができる気がします。

一般流通している河内屋さんの如空や八鶴を飲んだ事がある方で、それらをイメージしてる方がいたら、全くの別物と思った方がいいでしょう。
はっきり言って別次元の美味しさです。

購入方法は日本名門酒会のウェブサイトで確認できるそうですので、購入できる方は是非お試しください。

正直飲まなきゃ損するお酒だと思いますので。