法霊山龗神社instagramからの投稿
八戸三社大祭の表には出ないシリーズ、今回は前夜祭に関してです。八戸三社大祭の前夜祭で一般的に認識されているのは、7/31の18時から旧城内と城下町部分にあたる八戸市庁前広場及び中心街一帯を交通封鎖し、27台の山車をライトアップ展示するというものです(写真4)。報道されるのも大体この展示部分です。しかし同じ7/31の同時刻、龗神社では総代はじめ神社関係者、氏子町内会長、龗神社に供奉する11の山車組等が参列して前夜祭祭典が執り行われます(写真2〜3)。念の為、祭典というのは、神社等で祝詞を奏上したり玉串奉奠したりする祭儀の事を言います。よくこの祭典を指して「神事」と言う人がいるのですが、神事となると祭典や例祭はもちろんの事、前夜祭や後夜祭、行列などの付帯行事を含む、三社大祭全ての行事を指すことになります。話を元に戻します。この前夜祭祭典の時、龗神社の11山車組は、各山車組の手持ち提灯一張りを、行列にお供する事の奉告の意味で神社に預けます(写真1)。そして三社大祭の本祭3日目の行列終了後に来社し、木遣り音頭を挙げて提灯を引き取ります。三社大祭では、龗神社の場合、例祭及び祭典、又それに準ずる祭儀及び式典は合計8回執り行われます。その中で山車組が全部揃って必ず参列するのはこの前夜祭祭典のみです。例祭に出ないのに平気な顔して行列には出るっておかしくない?と外部の方々から頻繁に言われるのですが、山車組の方々はその意味を純粋に知らないのです。それは我々神社がそういう事をしっかり伝えて来なかった事で今の現状を招いています。つまり我々神社側の責任が大きいです。私自身も理解を得る努力をしていきますが、こんな長い文章をわざわざ最後まで見てくださる、神社や伝統を尊び愛する方々が今後益々ご活躍になられ、その様な祭りの精神性を重要視する風潮が高まっていく事を切に願っています。#神社 #龗神社 #法霊山 #法霊山龗神社 #八戸三社大祭 #八戸三社大祭前夜祭 #八戸三社大祭龗神社発祥三百年 #例祭 #神社好きな人と繋がりたい #祭 #祭り #祭り好きな人と繋がりたい #三社大祭 #三社大祭龗神社発祥三百年