八戸三社大祭の開催内容に関する打ち合わせで難問が発生している事が判明した件
本日は観光推進DMO「一般財団法人VISITはちのへ」の方々が来社。
主に八戸三社大祭の件で打ち合わせでした。
今年は前向きな縮小と考えている八戸三社大祭ですが、資金面や人員確保の面ではある程度見通しも立ち、前向きな検討ができているようです。
しかし難しい問題が発生中の模様。
障壁となっているのは「人」です。
まず現状を簡単に羅列すると
■ できる範囲で少しでもお祭りをしたい勢力と、自粛したい、又は参加が難しい仕事の勢力の間で揉めている。
■自粛により「お祭り無きゃ無くてもなんかいいんじゃない?」的心情に傾いた方々が結構いる。
■仮に来年通常斎行となっても、特に山車組は全部参加とはならない公算大。
■開催・自粛の意見それぞれの勢力で、一部の人々が自分なりの解釈での持論や作り話的な話を吹聴してるっぽい噂が出回っている。
おおよそはこんな感じの模様。
悲しいのは、意見を二分して争いのようになっている部分ですね。
相手方を貶めるような言動や論理的批判を超えてしまった誹謗中傷にまで発展しているものもある、というのは私の耳にも以前から聞こえていました。
しかも誰がどこで何を言っていたなどと特定したような動きもあって、互いに良い事とは思えない状況にまで陥ってる所もあるらしいです。
このまま進んで来年通常開催となった時、今まで通り団結して祭りを楽しむって事ができるのかな?と心配です。
また、三神社全ての山車組の包括団体的な位置付けと思われる「はちのへ山車振興会」は、私の目から見てきた感じでは一枚岩で団結していると思っていましたが、上層部批判や内部の意見相違などで立場による分裂があるのでは?と聞きました。
私の聞いた事が正しい確証はありませんが、噂が出回る事自体不安です。
とある知り合いに
「注意した方がいいですよ。」
と言われていた事があります。
この動きの中で、神社の立場や神事であるという建前を利用して、自分の意見や思いをまるで正しい事のように訴えようとする傾向があるそうです。
直接聞いた事が無いのでどんな事を言われているのか分かりませんが、知り合い曰く「神事だなんだって立場に立っているように装って自分の意見を正当なものに見せたい」のではないかと。
ははぁなるほどなぁ、考えるもんだなぁ、と思いました。
実際の神道論議になるとややこしいので書きませんが、そうじゃなくて、きちんと向き合って建設的な話し合いになる事を願います。
参加できない方は心情への配慮を堂々と訴える、参加できる方はその方々の心情を汲み取った上で話し合い、折り合いをつけるなど。
決して短くない歴史の中、戦火をも乗り越えて伝承された崇敬の精神性は、人的都合が優先される流れの中で軽視されてきましたが、その結果起こるべくして起こってしまった、と思いました。
何年も前から一部山車関係者や運営委員会の一部に言ってきたのが
「自分達の都合で物事進めると必ず問題起こすよ。神社がウルサイから、って言って神社を悪者にしてるうちがみんな一番都合いいはずなんだから。」
だから私自身うるさがられて陰口言われようが嫌われようが、厚顔無恥さながらに平気な顔して意見してきたのですが、少しずつ理解してくれる人も出てきたな、と喜んでいた矢先、まさかこんな状況になるとは。
神社に直接関係しない山車組の方向性に我々が口出しするのは、社会的にもルールを逸脱しているので出来ることではありませんが、せっかく大祭を通じて育んできた人間関係をコロナを起因として失うのは本末転倒な気がします。
どうかうまく折衝して、良い方向性を見つけ出してください。
よろしくお願いします。