陸奥国八戸総鎮守 法霊山龗神社ブログ

青森県八戸市の総鎮守である法霊山龗神社で行われている日々の社務や神社や神道に関する豆知識、地鎮祭やお宮参り、七五三をはじめとしたお祝い事をブログでご紹介しています。

社務日誌

法霊山龗神社instagramからの投稿

令和二年葉月二日八戸三社大祭龗神社中日例祭2昨日に続き昨年の中日例祭の続きです。龗神社では立礼(りゅうれい、正座ではなく椅子に着席及び起立して行う祭典の形式)で行われます。まず式次第ですが、一、開式の辞一、号鼓一、参進一、修祓一、宮司一拝一、御扉開扉一、献饌一、祝詞奏上一、玉串を奉りて拝礼一、撤饌一、御扉閉扉一、宮司一拝一、神職退下一、号鼓一、閉式の辞となります。それでは順番にいきます。・開式の辞(写真1):当日定刻11時、典儀(てんぎ、司会を担当する者)参列者前に進み「只今より、令和二年度八戸三社大祭龗神社中日例祭を斎行致します。」との開式の辞を告げます。・号鼓(写真無):典儀開式を告げたのち本座に復し、次に大広間太鼓前に進み出て号鼓(ごうこ、太鼓を叩いて開式の合図をする)を行います。・参進(写真2):宮司以下副斎主及び祭員、参進(さんしん、社殿内の所定座席へと進む事)し本座へ着きます。本来進む順番としては、前導所役(ぜんどうしょやく、斎主をを所定座席に案内する役の神職)、斎主、副斎主、以下祭員となりますが、龗神社の場合、社殿の狭さなど諸事情あって前導所役を置かずに斎主から進みました。・修祓(写真3〜8):人・物等全てを清め祓う修祓(しゅばつ)の写真です。写真3は祓主(はらえぬし)である副斎主が大麻(おおぬさ、フサフサした紙が棒についたやつ)前に進み、祓詞奏上しようとしている写真です。この間神職及び参列者全員起立の上低頭となります(写真4)。祓詞奏上後、大麻所役は大麻を持ち各所各物各人等を祓います(写真5)。同じく、塩湯所役(えんとうしょやく)は、塩湯と榊の枝を持って塩湯の飛沫を飛ばして祓います(写真7)。写真6は、右が塩湯所役、左が大麻所役です。最後は参列者を祓います(写真8)。・宮司一拝(写真9):修祓の後は宮司一拝(ぐうじいっぱい)です。その場の全員起立の上、宮司に合わせて同拝します。この時神職は身を本殿中央側に向けて一拝します。本日はここまでにします。明日は御扉開扉からです。#神社 #龗神社 #法霊山 #法霊山龗神社 #八戸三社大祭 #八戸三社大祭龗神社発祥三百年 #八戸三社大祭2020 #八戸三社大祭中日 #祭り #祭り好きな人と繋がりたい #例祭 #例大祭 #修祓 #修祓の儀 #三社大祭 #三社大祭2020 #三社大祭中日 #三社大祭龗神社発祥三百年
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