陸奥国八戸総鎮守 法霊山龗神社ブログ

青森県八戸市の総鎮守である法霊山龗神社で行われている日々の社務や神社や神道に関する豆知識、地鎮祭やお宮参り、七五三をはじめとしたお祝い事をブログでご紹介しています。

社務日誌

法霊山龗神社instagramからの投稿

年末年始を賑やかに彩ってくれた、11組の龗神社附祭山車組による龍飾りと、朔日町附祭による十二支山車が本日撤収作業となりました。無くなってみると寂しくなったように見えてしまうのが残念ですが、その時だけ見る事ができる価値というのもあると思いますので、自分なりに満足しています。この飾りのおかげかなと思いますが、年明けから昨日まで、例年より明らかに多くの方々が参拝にいらっしゃいました。例年は1/1に集中して混雑しますが、今年は1/2も混雑して渋滞が発生したり、三が日を過ぎてからも例年の200%以上と思われる参拝の方々がいらしたり、山車展示最後となる昨日も多くの方々が写真を撮りにいらしたりなど、かなり賑やかな新年となりました。山車組の皆さんに深く御礼申し上げます。山車作りを職業としない一般人による山車製作だから可能で、また大祭で自分達が供奉する御祭神の附祭だからこそ実現できた催しだったのかなと思いますし、このような方法で奉納する事による崇敬の在り方というのも、一種の教化であるのかと考えています。年末、誘われて伺ったとある忘年会で、隣の部屋から「八戸の観光PRって言ったら、バカの一つ覚えみたいに三社大祭の山車ばっかりで飽きるよね。何でもかんでも山車見せときゃ良いって、もうちょっと頭使えないのかな?」と聞こえてきました。これ、俺がいるの知っててわざと聞かせてんのかな?なんて思ったりしましたが、多分そんな筈もなく、まぁまぁ良く聞く意見でもあったので、一般論の一つなんだろうと思って聞いていました。ただ、同席してた方々が気まずそうだったのが申し訳なかったですが…という事でそのような思いでいる方々へ。仰る様な一面もあるのは確かであると承知しておりますが、龗神社の山車組は、自らが供奉する神に奉仕する一面もあり、また見えない部分で神様事に関係したりなどありますので、決して節操のないイベント屋に堕落した団体では無いと自信を持っています。時間は掛かっておりますが、神社が率先して行動で結果を示して、山車組の方々にも徐々に神事やその精神の価値と重要性を理解してもらえる様に進めている途中段階にあり、ここ数年目に見えて、精神的にも社会道徳的にも以前より高みを見据えて行動していると自負しています。例え観光PRに利用されようと、山車組の人々の精神の根幹が揺るがず、本義を見失う事が無ければ、あとは利用する側の稚拙さの問題であり、個々の山車組の問題ではありません。これは龗神社の山車組のみではなく、他のお宮さんの山車組も同じだと思います。以上の様に考えておりますので、頭の片隅にでも置いて頂ければ有り難いです。しかしながら率直なご意見は大変貴重ですので、臆する事なく発信して頂きたいと思っています。そして龗神社山車組の皆さんへ。世には変化を遂げるべき事が多くあり、宗教の在り方もその一つであろうと理解していますが、変わってはならないものというのがあると思います。その一つが日本人の民族性とその精神性であり、これらを体現したものの一つが御神事の祭りであります。変化を望み、都合を訴える事で、精神性を変化歪曲させる事は愚かな行為であり、環境があれば子供でもできるレベルの行動です。変えていい事と変えてはならない事の区別ができず、只管に恥を晒さぬ様に学び、その上で楽しんで貰いたいです。やっていい事とやるべきではない事も同様です。世間の批評を他のせいにするのではなく、自らの行動が招いた結果である事を理解し、受け入れ熟考し、多くの方々に価値を感じてもらえる団体となっていく事を強く望みます。#神社 #神社仏閣 #龗神社 #法霊山 #法霊山龗神社 #青森県の神社 #八戸市の神社 #八戸の神社 #総鎮守 #八戸総鎮守 #八戸 #八戸市 #青森県 #八戸三社大祭 #八戸三社大祭龗神社発祥三百年 #八戸三社大祭2024 #三社大祭 #三社大祭龗神社発祥三百年 #三社大祭2024 #山車 #山車組
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