法霊山龗神社instagramからの投稿

今月初旬ですが、家屋解体の清祓安全祈願祭に伺いました。所謂事故物件との事でしたが、解体後に家を建てる為に土地を手に入れた本人は全然気にしてないそうで、別に安いしいいでしょ、って感じだったのだそうです。ハウスメーカーさんは、オススメできません、やめた方がいいのでは？と何度も言ったそうですが、ご本人は気にも留めずという様子だったと聞きました。しかし御本人の親御さんが、お祓いを受けないのであれば絶対にダメだと言ったそうで、さすがの御本人も、ならば神社は自分で決めるとなって、インターネットで調べて龗神社に申し込みされる事となったそうです。さて、この様に事故物件という事を気にするかしないか？という考え方ですが、大変難しい話になってきます。古くからを辿っていくと、きっとどこの土地でも何かしらあった可能性というのは出てきてしまうからです。災害、戦争、刑場跡、武家社会時代の戦場など、遡ればキリがありません。ある程度の期間が経てば消滅などして大丈夫になったりするものか、そういう訳にもいかないものかわかりませんが、最終的には本人がどう捉えてどう考えるか？って事にならざるを得ません。どこのお宮さんでもそうかとは思いますが、神社側から積極的にお祓いするべきですなどと勧めたりする事はまず無いので、御本人の決断を伺うという話になります。ただ、経験上、何事もない場所もあれば起きてしまう場所というのもあるようですので、個人的にはお祓いした方がいいんじゃないかな？とは思っています。神社のお祓いの他にもお寺さんにお願いしたり、専門の霊能者のような方にお願いする事を検討するのもいいかも知れません。また、これは知り合いに聞いた話ですが、様々な神社やお寺さんに何度も来てもらって御祈祷したにも関わらず、工事中に事故が続き最終的には建築を断念したケースというのもあるそうです。この時霊能者にお願いして見てもらったそうですが、誰にも祀られず祟り神となってしまった神がその場に居たそうで、そうなると立ち退いてもらうのもかなりの労力なんだって、と言っていました。他にも、神が気に入っている場所に手を掛けて災いとなった話など様々聞きますが、それでも気にしない、関係ないと考える方ならば、お祓いという発想には至らないでしょう。そして、我々の立場ではそれが良いとか悪いとか断じる術もなく、除霊的な話も神職の社務の範囲を超えた事ですので、あくまで清め祓いと安全の祈願がせいぜいです。ただ祝詞では、その土地や建物に坐す御霊達は、祟る事猛び荒ぶ事無く、本来進むべき道、居るべき御座に還り鎮まってください、という事は奏上します。もし解体工事や事故物件と言われる所に関わる場合、以上を踏まえて業者さんやご家族とよく相談した上で、後悔のないように決断して頂けたらなと思います。#神社 #神社仏閣 #龗神社 #法霊山 #法霊山龗神社 #青森県の神社 #八戸市の神社 #八戸の神社 #総鎮守 #八戸総鎮守 #八戸 #八戸市 #青森県 #解体 #事故物件 #お祓い #霊障 #清祓い