令和五年1月2日 八戸市立第二中学校アイスホッケー部 全国大会必勝安全祈願祭
毎年1/2に行われております、第二中学校のアイスホッケー部による全国中学校アイスホッケー大会必勝安全祈願祭が本日斎行され、滞りなく執り納められました。
私の母校でもあり、娘が現在2年生でもある学校です。
北国の割りに雪が全然降らない八戸市では、スキーなどの雪上競技よりもアイスホッケーやスケートなど氷上の競技が盛んで、特にアイスホッケーは人気の高いスポーツです。
その中にあって、中学校部門で第二中は昔から非常に強く、アイスホッケーの為に学区内の親族などを頼って越境入学する生徒がいる程でした。
昨年も第二中は全国大会に出場しましたが、会場の北海道釧路市まで行ったにも関わらず、到着直後にコロナの影響で中止が決定、そのままトンボ帰りしてきたという事がありました。
そして2年前、この時もコロナで中止となっています。
昨年、一昨年の3年生達の思いは相当なものだったでしょう。
現在の3年生と2年生は、その悔しい思いをどうする事もできなかった先輩達の姿を見ている事と思います。
だからこそ自分達が競技に取り組み、大会に出場できる事が当たり前と思わず、真摯に取り組んで欲しいのです。
二中アイスホッケー部の皆さん、自分達が強豪であり代表して戦う者であるならば、上に立ち更に上を目指すものとして、まずは人として誇れる自分であって欲しい。
何もかもに立派で人格者であって欲しいという事を言っているのではありません。
支えてくださる方々に感謝する心、人を敬う心、傲慢で驕り昂る事なく人に優しくできる姿勢、陰口など他人を貶めるのではなく、まずは自分を律する事や人を許す気持ちを持つ事。
要は
「アイツ人としてどうなの?」
って言われる様な自分じゃダメですよって事です。
ただ、書けば簡単ですが難しい事だと思います。
しかし二中アイスホッケー部は強い以上、自信を持つ事で誇れる自分を目指して欲しいのです。
人を貶める事、陰口を言う事、イジメをする事、これらは全て自分への自信のなさから、誰かを貶めて自分を良く見せようとする惨めな行為です。
強豪校である皆さんはこの様な事であってはなりません。
人を慮る心を育み、人としても自信を持って立ち望む事こそ、その先にある勝利を掴む本当の勝者たる者であります。
この言葉が頭の片隅にでも残り、戦い、そして勝利する事を心から願います。