令和四年10月15日　岩手県九戸郡洋野町　井戸埋め祓い

本日洋野町のT様所有地敷地内にある、使っていない井戸の井戸埋め祓いに伺いました。

受託：タナカホーム株式会社

降神した神として特徴的なのは「罔象女神(みずはのめのかみ)」で、水を司る神になります。

次第としては、やはり梅の枝と葦の葉を埋納し、「うめてよし」と致しました。

井戸埋めの祝詞では、

この井戸は永きに渡り人の生活に無くてはならない水汲みの御業を与え給い、有り難い事であると感謝は尽きませんが、世が進み開けて行くにつれ、水取りの術も変わり、今は水潦(にわたづみ)の水道を以てこれを行う事となりました。

そこで、この度この御井を埋める事となりましたので、御前に御饌御酒を奉り、祓いの業仕え奉る状を穏やかにお聞き届け頂き、今後災う事、健び荒ぶ事、祟る事など無く元の御座に還り鎮って頂きたく〜

という様な内容を奏上致しました。

過去にも書きましたが、井戸、水場などは、何かを興す場合でも撤去する場合でも、きちんとした祭祀を必ず行う事をお勧めします。

神社でもお寺さんでも構いません、必ず執り行うべきだと強烈に思います。

経験上、とにかく水回りは恐ろしい事が必ず起きています。

祭祀を行わず埋めてしまった直後から急に家族に異変が起き始め、悪い事が立て続けに起き続けて、挙句一人が意識不明の重体となってしまい、他人からのアドバイスでお祓いをすると決断したケースがありました。

その際は埋まった井戸の前で井戸埋め祓いをしましたが、終了数分後に、重体だった御家族の意識が戻ったと病院から連絡が入った、なんていう経験もあります。

他にも井戸や水回りでは似た様な経験しか無い、と言える程様々な事を経験していますし、大体が自分よりも家族に厄災が降り掛かるという事ばかりです。

根拠はなく私の経験でしかありませんが、水関連は重篤な病いや怪我に関わる気がします。

水関連の廃止などに関わる工事を考えている方、どうか本気でご検討ください。

今回のT様の場合、開式前と終了後で周囲の雰囲気に違いを感じた気がしますので、きっとお許しを得て穏やかに聞き届けて頂けたのだろうと思っています。

今後の工事が無事納められます様祈念申し上げます。