いつも篤い御崇敬を戴いている大成建設さん
本日、いつも何かとお世話になっていて、日頃より篤く崇敬頂いている大成建設さんが来社されました。
わざわざ御足労頂いた上に、新しく東北支店青森営業所に赴任された方より、ご丁寧にご挨拶頂きました。
年末にも毎年わざわざ来てくださって、カレンダーや写真1枚目の様な大成さんオリジナルのファイルをはじめ、様々なグッズ類を頂いたりなど、本当にいつもありがとうございます。
大成建設さんには、八戸三社大祭に於いて、龗神社行列に無償で御奉仕頂いております(写真2)。地域社会への貢献という信念のもと、市民の為にと仰って頂き、営業所長本人をはじめ15名から20名程度の方に御奉仕頂き、お陰で立派に行列を仕立てる事ができています。
大成建設さんが参加いただく様になって以降、龗神社と大成建設さんの関係性も大きく変化しました。
今までは年に二度、協力会を含めた安全祈願祭でお会いするだけの関係だったものが、今ではプライベートな会話もあったり、直会の席でご一緒したりと、自然と身内感を覚えるようになってきました。
大成さん程の大手企業が、地方の一神社をまともに相手してくれるのも驚きですが、まぁ私もどちらかというと空気を読まず相当馴れ馴れしい性格な所があるもので、かなりフランクな感じで会話させてもらったりしているうちに、今の様な関係性を築かせて頂いたのかもしれません。
お互い仕事を超えたところでのお付き合いができるようになったのも、お祭りが繋いだ縁です。
本来のお祭りの素晴らしさは、きっとこういう部分にあると思います。仕事も世代も関係なく、お祭りを通じて交流を深め、互いに学び、社会性や道徳心を得る機会となる事こそが、神祭りの真実なのだと思います。
八戸三社大祭は神様事なので、ただ盛り上がるだけ、騒ぐだけのお祭りではなくて、いつも神をどこかで意識する事で生まれる精神性が必ずあります。
この精神性によって大成建設さんとの素晴らしい関係性を成したわけなので、これこそ正に身をもって証明できた事実です。
伝統は技術や形式を伝えるだけでは、例外なく伝承が途絶えます。
意味や本義、つまり精神性を見失うからです。
そしてこれは歴史上繰り返し起きている史実でもあります。民俗学や歴史学好きな方はよくご存知でしょう。
その中にあって、大成建設さんには毎年その様なお話をさせて頂いた上で、御理解頂き伝承にお力添え下さっております事に、心よりの敬意を表し、衷心より御礼申し上げます。