令和三年12月13日 八戸酒類株式会社 八鶴工場 松尾祭(年越祭)
本日は代々龗神社筆頭総代をお務め頂いております、八戸酒類株式会社(河内屋)さんの松尾祭に伺いました。
毎年12月13日に八鶴ブランドの酒を造る工場内で執り行っています。
河内屋さんでは酒造りの神様として松尾大社の神を奉斎しており、その神棚の前で行いました。
清祓いでは、製造タンク、麹部屋、酒造りの井戸などあらゆる場所を祓い清めて歩きます。
麹部屋は写真を撮る余裕がありませんでしたが、サウナの臭いがもっと爽やかになった様ないい匂いがします。
タンクのあたりでは、日本酒独特の吟醸香が漂っています。井戸の所では、水の匂いがする様な気がします。何とも不思議な感覚です。
例年は多くの社員さんが参列しますが、コロナ禍で今年は少人数で行いました
。河内屋さんは節目節目で様々な神事があり、都度龗神社で伺って御奉仕させて頂いており、また神葬祭の一族なので、家庭祭祀などにも伺ったりします。
酒造りは神道の古くから登場する、謂わば神事の原則的な部分があると思うので、造り酒屋が身内にいるのは大変勉強にも刺激にもなり、有り難い事だと思っています。
そんな河内屋さんでは、今からの時期、年末年始あたりに「八鶴 新春搾りたて」、立春には五戸町の工場で「如空 立春朝搾り」という恐ろしくフルーティーで味わい深い酒が発売されます。
@jyokuu
私なんかはもうこれが飲みたくて1年待っている感じです。
電話注文での配送など受付されているそうですので、気になる方は是非お試しください。