法霊山龗神社instagramからの投稿
火災で拝殿が消失した五所川原神明宮さんの事を多くの人々に知って欲しい件今年の3月19日未明、青森県五所川原市に鎮座する神明宮さんの拝殿から出火し、全焼してしまいました。私は神社庁の支部からに連絡とニュースで概要を知りましたが、社務の都合などでお見舞いに伺うスケジュールが立たずにいたのですが、とにかくずっと気に掛かっておりました。神社庁の行事や研修などで宮司さんにお会いした際、私としては非常に素晴らしいお話を伺った事があり、また初任神職研修の直会の時には声を掛けて頂き、君の今まで経験してきた話を今度聞かせて欲しいと言って頂いたり、昨年は神社庁例祭の楽奏を法霊神楽で、と仰って頂いたりと、私としては一方的にお世話になった気でおりましたので早く伺いたかったのですが、今月上旬、やっと予定がつきそうだという事で、お見舞いに伺う事ができました。胸が締めつけられる思いというのはこういう事か、そう思う以外何も出てこない程に呆然と立ち尽くす他無かった、そんな感じです。これが龗神社での出来事だったら、どんなにか辛く悲しく情け無い思いをしただろうか、再建に向けて自分は立ち上がる気力が出てくるだろうか、諦めてしまわないだろうか、考える程に苦しい感情に苛まれるような感覚に。宮司さんにお会いできたので、お見舞いを申し上げて、心ばかりのご寄付をお渡ししてきました。その後1時間ばかり宮司さんと立ち話をしたのですが、「まず、自分の財産で建てた自分の所有物だったらしょうがないって思えるけど、色々な人の寄付で建てて頂いた建物だからね、神様にも地域の方々にも本当に申し訳なくてね。」という謝罪の言葉が先にありました。「いつもは翌日の準備とか終わらせてから休むんだけど、その日の前日は偶然仕事残したまま休んだんだよね。それで朝早く起きて仕事しようと思ったら様子がおかしくて、そしたら拝殿から火が出ててて呆然としたよね。」「消防の方々が迅速に対応してくれたおかげで、社務所と本殿は大丈夫だった。」「あと、風が本殿から拝殿方面に吹いてたおかげで、本殿は焦げたりしたけど燃え落ちたりせずに助かったんだよ。」そんな話を伺いました。「この時さ、俺何か悪い事したかな?神様の怒りを買うような事したのかな?って考えたんだけど、自分じゃ分からなくてね。そしたら25年くらい前に建ててくれた大工さんから電話来て、宮司さん、だいぶ経ったからちょうど建て直せって意味ですよ、やりましょう、また再建できます、って言われたんだよ。」「他にも色々な人から連絡頂いて、お手伝いさせてください、みんなそう仰ってくれて、あぁ有り難いな、頑張っていかないと、そう思えたよ。」目を潤ませながらそんな話をされているのを見て、私まで泣きそうになりました。その他にも凡そ1時間ほど様々お話させて頂きましたが、偶然残していた仕事、そのおかげで偶然早起きして神社に向かった事、偶然本殿から拝殿方面に吹いていた風などで御本殿が助かった事がせめてもの救いだな、なんて思いながら、八戸市までの2時間程度の道のりを帰ってきました。そして、消失した社殿を見るまで、神職にとっては社殿自体の存在が心の拠り所でもあったんだという事に気付かなかった自分もまだダメだな、なんて考えながら運転しておりました。帰り際、宮司さんに「こうやって来てくれるってのが何よりも嬉しい。遠いところわざわざ八戸からありがとう。」と仰って頂き、自分も少しでもお力にならなければ、そう思ったものです。ご存知の方も多いかと思いますが、神社建築は通常とは違い技術が特殊な部分も多く、材料も費用も高くつきますので、五所川原神明宮さんの再建も大変な道のりである事は想像に難くありません。この火災の事を多くの方に知って頂き、少しでもお力添え頂けましたら私としても嬉しく、有り難く思います。どうか皆様方に於かれましても、できる限りの御支援をお願いしたく、宜しくお願い申し上げます。#神社 #神社仏閣 #青森県の神社 #八戸市の神社 #八戸の神社 #青森県 #八戸市 #青森県八戸市 #八戸 #総鎮守 #八戸総鎮守 #龗神社 #法霊山 #法霊山龗神社 #おがみ神社 #青森県五所川原市 #五所川原 #五所川原市 #五所川原神明宮 #五所川原市の神明宮にて #火災 #火災現場 #神社再建 #ご寄付をお願い致します #ご支援のお願い