陸奥国八戸総鎮守 法霊山龗神社ブログ

青森県八戸市の総鎮守である法霊山龗神社で行われている日々の社務や神社や神道に関する豆知識、地鎮祭やお宮参り、七五三をはじめとしたお祝い事をブログでご紹介しています。

社務日誌

法霊山龗神社instagramからの投稿

16日、青森県青森市の青森県神社庁にて例祭が執り行われました。神社庁の支部が持ち回りで担当するのですが、今年は八戸市を含む三八支部の担当という事で、支部の事務局から祭員として例祭に奉仕できないかと私のところにも連絡を頂きましたが、その日は畜霊祭の為辞退させて頂きました。しかしながら、例祭の楽奏は法霊神楽でと御依頼を頂きましたので、光栄にも御奉仕させて頂く事ができました。実は直前に、私の方から作法所作の基本部分のみ神楽士にレクチャーし、正中作法の基本部分、足の運び方、正しい拝礼作法と所作、上位下位の位置関係に関する部分、祝詞奏上時の作法などを覚えてもらいました。というのも、今まで神楽士が作法を学ぶ機会というのはあまり無くて、似た様な所作にオリジナリティを加えてしまったものになっていたのです。神社神道の世界では、このオリジナリティというのが超絶危惧すべき事となっています。歳を取った神職でも永久に研修が続くのには、この独自の所作を無くする意味も大きくあります。って事で、過去に「何かの新興宗教か流行り神みたいだね」と言われちゃった事があったので、神社直属の神楽がこれじゃマズいと思い勉強する事にしました。当日の例祭終了後、神社庁職員のT君が写真を送ってくれて、様子を聞いたら問題なく納められた事がわかりました。また女性の神楽士からは、神社庁のTさんが大変良くしてくれました、という報告がありました。このT君、以前の投稿で、犬の散歩があるという理由で飲みの誘いを断りやがった、あのT君です。ついでに言えば、これも以前投稿しましたが、三上装束店( @)さんの謝恩市に行った際、高いものばかり買わせようと案内しやがった、あのT君です。さらに言えば、これもまたまた投稿しましたが、出張帰り新幹線を降りて家に帰らず直行した三八地区神道青年会の懇親会で、疲れている私を無視して2軒目に行こうと誘った挙句奢らせやがったあのT君です。私の娘でさえも、彼のことをT君ではなく「あのT君」と称する程の大人物であります。ですので、うちの女性神楽士がT君に凄く良くして頂いたというのは、女性だったからではないかと思わざるを得ません。今回の写真が送られてきた際、投稿楽しみにしてますと言っていましたので、T君に楽しんでもらえる様に最大限配慮して書きました。神楽の紹介なのかT君の魅力を伝える投稿なのかわからなくなりましたが、滅多な事が無い限り神職総代以外が行く事のない神社庁に行った神楽士達は緊張がヤバかったそうです。しかも最初楽奏のみだったものが歌舞も奉納する事に変更になり、有り難いのと同時にプレッシャーも凄かったようで、逐次連絡をもらっていた電話口からも緊張が伝わってきました。青森県でも津軽地方の神楽と南部の山伏神楽というのは全く様相が違い、南部山伏神楽である法霊神楽はテンポが早く、権現頭を打ち鳴らすなど音も動きも派手です。中々見る機会が無いので楽しみにしていると神社庁職員も言っていたので、楽しんで頂けたかな?と気になりますが、その辺りの感想は私が神社庁に行く機会にでも聞いてみようと思います。#神社 #神社仏閣 #龗神社 #法霊山 #法霊山龗神社 #青森県の神社 #八戸市の神社 #八戸の神社 #総鎮守 #八戸総鎮守 #八戸 #八戸市 #青森県 #青森県神社庁 #例祭 #神楽 #法霊神楽 #伝統芸能 #民俗芸能 #山伏神楽 #南部山伏神楽 #shinto #shintoism #traditionalculture #japanesetraditionalculture
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